他者を思う心

年末から外に出る機会が少ないなりにあったので、
いろいろな家族を目にしまして、
躾について、つらつらと考えてみました。

結局のところ、他者の気持ちを慮ることが根本なんだ、
まだ小さいから言ってもしようがないとか、
そのうち分かるようになるとか、
そういうことじゃなくて、
自分がされたらどうか、言われたらどうかっていう
想像を働かせる訓練は小さいうちから必要なんだと思います。

お母さんとお嬢さん、息子さんの3人が買い物に来ているところに出くわしました。
小学校3,4年生くらいの息子さんは買い物に付き合うのに飽きてしまったらしく
「疲れた~」とか「眠い~」とか言っています。
それでもお母さんは構わず品定めをしています。
すると、その男の子は
「お母さん、髪の毛もじゃもじゃだよ」
「お母さん、デブだね」などと言い始めました。
わたしにも聞こえてきたので、けっこう大きい声です。
その女性はきれいな方で、全然もじゃもじゃでも太ってもいません。
男の子はただ構って欲しかったのでしょうね。
そのお母さん、きっと恥ずかしかっただろうと思います。
「うるさい」と一言だけ言って、その場を去りました。
後を付いていく男の子は、まだ何事かをお母さんに言っていました。

わたしだったら何と答える?

きっと悲しい気持ちを伝えると思います。
他人に言うのをためらう言葉を、母親だからって言っていいのか。
わたしは言われてとっても悲しかったって。
あなただったらどう思う?って。
もしかして、そういうこと、他の人にしているのだったら、
一緒に行くから謝ってきなさいって。
それと、もし本当に髪が乱れていたら、こっそり教えてほしいって。

小さな子に対する躾も、
ここで騒いだら他の人はどう思うか、
こんな行動をしたら周りの人はいい気持ちがするか、
それを考えさせてやることが大事なんだなーって思います。
単に「ルール違反はいけません」「駄目っ!」って、
それを教えるのも(放っておくよりは)悪くはないんだろうけど、
日頃から基本的なマナーを伝えた上で、
それってどうしてかなって親子で話をしてみると、
案外子供はきちんと分かっているものですよね。
そうだよね、うるさくすると大事なお話が聞こえなくなるからだよね、
わぁ、よく知ってたねーって言うと
とっても嬉しそうにして、
「だって、いっつも静かにしているもん」なんて、かわいくえばってみせたり。

公共の乗り物でも、劇場でも、レストランでも
お金を払ってるんだからっていう感じで、
おしゃべりする子供を放っておく親御さんを見ることがありますが、
わたしだったら、その場を即退席します。
お金を払っているのは他のお客様も同じですもん。
コンサートだったら、眠い時間には連れていきません。
演者に失礼ですから。

今はもうしていませんが、
そうだなぁ、4歳くらいまでかな、
今日はどこにいくよ、
何をするよ、
このくらいの時間静かにしていなくちゃいけないけどどうする?って
話をしてから出かけていました。
子供だって、なんだか分からないで連れていかれるんじゃイヤだろうなって思って。

今のわたしは、そういう面では楽してる母親です。
公共の乗り物でも、ちょっとおしゃれなレストランでも
二人とも場所に合わせて、
マナーに沿ったそれなりの行動を取れるようになってきています。
まあ、お姉ちゃんは中学生ですからね、できなきゃ困りますが。
彼女は、保育園児のときに
「未就学児お断り」と書いてあるレストランに憤慨していました。
「小学生だって騒ぐ子はいるのにっ!わたし、まだ保育園だけど、いい子にしていられるよっ!!」って。
そこのビーフシチューのメニュー写真がおいしそうだったんですよねー。
きっと食べてみたかったんでしょうね
今度、午前放課のときに連れていこうかな。
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