「壊れた千の楽器」

小学生の頃、宿題に音読、ありませんでしたか?
うちの子も、毎日音読しています。

進級して最初に授業のあった日、
ちび子が帰ってくるなり、
「今、国語でやっているお話ね、ちび子、すごーくいいお話だなぁって思ったの。
 音読するから、お母さん、聞いてて。」
と言って、読み始めたお話が
「壊れた千の楽器」

弦が切れたり、破れてしまったりして、うまく音の出せなくなった楽器たちが
それぞれの不自由を補い合って、
最後には月もうっとりするような音楽を奏でる、というお話。

うん、いいお話だね。
子供たちの音読を聞いていると、けっこういいお話が多い。
漢字や指示語の勉強だけでなく、何か感じ取れるといいね。


一人、後で考えてみる。
「補い合う」、どうして人はそうできないんだろう。
何かと分類・区別したがるのに、平等を声高に言う。
自分と同じでないものを否定する。
単純に均すのではなく、補い合っていけないものか。

他人は他人、自分は自分。
ポンコツ世代のわたしは、よく親に言われました。
うらやましがらない、妬まない、僻まない。
何でもかんでも平等とはいかないものです。

個人の幸福を満たそうとすると、社会のそれとはズレが生じてしまうことはあるだろうけれど、
どうも誰かが幸福になったり、成功することを許さない雰囲気を嗅ぎ取ることがあります。
何でも平等にしろーって、できるはずがない。
それぞれの幸福を追求することでいいではないの。
幸福の形や大きさは違っていいではないの。
成功した人の努力を思い、称えればいいではないの。
幸福を得るということは、ラッキーだけで得られるものではなく、
その人が努力したことが裏打ちされているはず。
それに、神様に与えられてきたものは、それぞれ異なって当たり前なのに、
どうして全く平等にできるものですか。
他を認め、自己が充足していればそれでいいはずなのに、
他人の資質、財産、才能、環境をうらやんで、
己も簡単にそれに肖ろうとする人とよく会う。
こうして、神様は時々姿を変えて現れて、わたしを戒めているのだなぁと思うときがある。

子供の教科書から、ここのところのいろいろをムムムゥっと考えたのでした。
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 子供とおしゃべり

2 Comments

あ~ちゃん  

そうですね(^-^;)

読んで反省すべきことが多々…

他人は他人、自分は自分。与えられたところで頑張ろうと思います。

2013/04/12 (Fri) 15:28 | REPLY |   

ちどり  

あ~ちゃんへ♪

あ~ちゃん、元気にしてますか?
あ~ちゃんは頑張ってますよ、十分に。

隣の芝は青く見えるけれど、
皆さん、きっと見えないところで努力したり苦労したりしてる。
さっと飛んできて鳶のようにいいとこだけを取っていたって
絶対どこかに落とし穴が口を開けていると思います。

でもね、あ~ちゃんが頑張ってることは、
わたし、ちゃーんと知ってるよ。
無理だけはしないでね。

2013/04/12 (Fri) 17:42 | REPLY |   

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