ロール編み・コイル編みを探せ

拙ブログに、
「コイル編み」「ロール編み」「バリオンステッチ」をキーワードに
ご訪問くださる方が多いようです。
ブドウの実やバリオンボタンを見つけてくださったのかな。
でも、他に何の情報もなくて、がっかりされているのではないでしょうか。

古書をお探しになるときの何かお役に立てるかなと、
手持ちの昭和本を探してみました。


一番古いのがこちら
昭和29年発行「毛糸鉤針編の本」(婦女界)です。
写真1
からみ編みという名前ついて、
編み模様の一つが掲載されています。


次に、模様編み集を2冊。

昭和42年「模様編10000集」(日本ヴォーグ社)
模様編10000集
手編み、レース、刺しゅうとあらゆる手芸の模様を網羅してあり、
それを使った参考作品まで載っている、大変内容の濃い本です。
その中の鉤針の模様編の項目に、
2種類のロール編み模様が紹介されています。
鉤針に複数回糸を巻き付けて引き抜くという図解もあります。

昭和47年「手あみ模様編み880集」(日本ヴォーグ社)
手あみ模様編み880集
ざっと数えて6種類、見つけました。
もしかしたら見落としがあるかもしれません。
針に巻き付ける回数を変えたり、
他の編み地と組み合わせることで、
面白い模様ができあがっています。

掲載数はこれが一番多いようです。

他にも何冊か模様編み集があるので当たってみましたが、
ロール編みが掲載されているのは日本ヴォーグ社だけでした。
名前は付いておらず、写真と番号による表示です。



ロール編みモチーフを使った作品が掲載されている雑誌を見つけましたよ。
わたしの大好きなグラフ社の季刊誌「手芸」です。
以前、お宝本カテゴリでも紹介したことがあります。

1965年「季刊 手芸 第2集」(グラフ社)
写真4

夏に持つのにぴったりのバッグ。
写真5
カジーイタリヤーンという名前の糸を使用しています。
「クールな糸の小物集」という特集ページに掲載があり、
水に濡れても心配がない変わり糸ということですから、
現行品だと、アンダリヤのような糸なのでしょうか。
針に巻き付けて引き抜くには、コツと力が要りそうです。


昭和42年「季刊 手芸 第11集」グラフ社
写真6

ロール編みモチーフをつなげた、ウエアを見つけましたよ。
写真7
極細毛糸を使用しているので、前記のバッグよりは編みやすいでしょうね。
後ろ身頃と袖はメリヤス編みです。
くつろぎ着として提案されています。
巻き付けた分、地厚になるので、きっと暖かいのかもしれません。


特に編み物本を収集していないわたしのところにもこれだけあるのですから、
ニット本を多くお持ちの方だったら、
もっとたくさんの本が見付かるかもしれないですね。
「こんなレトロ本もありますよー」とご存じの方、
是非、教えてください。
関連記事

 わたしのお宝本

2 Comments

doily  

ありがとうございます!

わーい!ありがとうございます。
まとめて下さって本当に嬉しいです。昭和29年の本の情報、すごく貴重です。
このあたりと繋がる洋書情報も探していきたいです。
今日ツイートさせていただきました。
またいつかブログにもこの記事をリンクさせて下さい!

2014/02/17 (Mon) 11:59 | EDIT | REPLY |   

ちどり  

doilyさんへ♪

ロール編みの会で使っていただけると、うれしいです♪
やっぱり模様名は「ロール編み」がかわいいですね。

手元にある昭和の編み物本は雑誌付録が多くて
中でも内職を探している女性向け、
そのせいか、機械編みの本が多いのです。
鉤針編みであっても、毛糸編みがほとんどです。
なのでモチーフよりは地模様で紹介されているようです。
ストールの絵が書いてありました。
クロッシェレースはいつ頃から日本で盛んになったのでしょう。

最近、婦女界本に注目しています。
手に入れたもの、どれもこれもいいんですよ。
バテンレースの本は最高でした。
いつかお見せできたらいいのだけれど。

2014/02/17 (Mon) 12:48 | REPLY |   

Leave a comment