今年は温泉と滝の旅(5)

白根山から渋峠、そして熊の湯を過ぎたところで、
ほんとにここでいいの?というような、ほっそい道に入ります。
車1台がやっとくらいの幅員。
舗装はされているので、想像していた「悪路」よりはマシだったものの、
急勾配とカーブの連続、っていうかカーブしかない。
目標物も見当たらず、
誰ともすれ違わず、後ろからも車は来ず。
まあ、車1台がやっとの幅員なので、対向車が来ても怖かったと思うけど。
道の両脇は木が生い茂り、
今、自分たちがどこを走っているかも皆目分からない状態、
運転している夫も、勾配がきついせいで、
どんなにブレーキをかけても自然とスピードが上がってしまうようでした。
わたしも娘たちも、不安から、気付けば無口に。

この道、牧場の中を通るので、
両脇の木々に「牛に近づかないように」「牛に接触しないように」と注意書きがあります。
地図を見ていたときには「牛に会えたらいいねぇ」なんて言ってたのに、
もう、絶対に会いたくない!お願い、牛さん、出てこないで!と祈っていました。
道を塞がれたら、もう、身動きが取れないですから。

無事、牛さんに遭遇することもなく、
しかし、予定より大幅に時間がかかって、山田スキー場まで下りられました。
ようやく少し道も広くなり、食事できるところもあったのですが、
夫は一刻も早くこの道路と家族が不安がる状況から抜けたかったのでしょうね。
休憩をせずに、先を目指すことを選びました。

そこから先、この道路に入り始めよりはカーブも落ち着いて、道路幅も少しだけ広がり、
温泉宿まで見えてきて、
ああ、よかった、人に会えるよぉ…と、ほっとしていたら、
妙なにおいがしてきます。
温泉にしては変なにおいだよねぇ…もしかして、車っ!?と焦り出したら、
目の前に、目的の雷滝の駐車場が見えました。
とにかく落ち着いて車を留めます。
降りたら、やっぱりにおいの元はうちの車。
ブレーキが焼けちゃったのね。
タイヤが臭いし、熱い。
まあ、仕方ない、冷ましがてら、滝を見てきましょう。

伊香保旅35
この滝、裏見の滝で、滝の裏というか下を通ることができます。
涼しかったですよ。
伊香保旅36

伊香保旅37
面白いのは、水が上から下へ落ちてくる様子をぼぉっと眺めていたら、
自分が上へ上へと上がっていくような錯覚があること。
みんなでしばらく上昇気分を味わいました。

車へ戻ると、大分熱も冷めた様子。
大丈夫、ブレーキも利くみたい。
念のため、JAFに電話して相談。
ブレーキが利くようであれば特に心配ないから
エンジンブレーキを利かせながらゆっくり走行してくださいって。
はい、ゆっくり帰りましょう。

この道をずっと進むと小布施に出ます。
どきどきした気分を鎮めるために、少し奮発して、栗のデザートを食べることにしました。
小布施堂「傘風桜」の朱雀セット。ドリンク付きで1280円。
伊香保旅38
ねー、普段のわたしだったら、絶対に躊躇するお値段です。
でも、値段に見合うボリューム。栗たっぷり。
カシスソースの酸味が和栗の控えめな甘さと合うんですね。
おいしいものを食べて、家族と車の無事を喜び合いました(笑)。
伊香保旅39
栗の道は、また新栗の頃に散策に来たいと思います。

小布施へ来たなら、もちろん竹風堂の栗おこわも外せません。
お土産を購入して、帰宅後のお夕飯にすることにしました。
伊香保旅40
また秋に会いに来るね。


伊香保旅41
日本海に「あー、帰ってきたぁ…」と、少しほっとします。
今回は1泊2日で、いつもよりは少し忙しい旅でしたが、
やっぱり出かけるのは楽しいですね。
あと何回、家族旅行ができるのかな。
時間を合わせて、できるだけ思い出を作っていきたいです。


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