組子のワークショップ

今、伊勢丹新潟店で、新潟の地場産品を紹介する「NIIGATA 越品」という催しが開かれています。
その中に、上越市の猪俣美術建具店さんが出店されています。
以前、和風総本家で紹介されていたのを見たときに、
わたしは初めて、新潟にもこんなに素晴らしい細工をする工房があることを知りました。
上越まではちょっと遠いなぁと、なかなか実物を目にする機会を持てずにいたのですが、
このイベントへの出店を知り、これは行かねば!と、昨日、伊勢丹に出掛けました。
緻密な細工にワクワクして、ふと、横に立っているプレートを見ましたら、
なんと、ワークショップのお知らせがっ!
こんな好機があるでしょうか。
ワークショップは午前と午後の2回あるというので、午前の部に申込みをして、
それから、欲しかったコースターの柄が欠品していたので、それも予約してきました。

そして、今朝。外出して、何かを教わるということも久しぶりなわたしは、
それはもうワクワクして出かけてきました。
なんと生徒はわたし一人!これまた、幸運!
いろいろと、本当にたくさん質問をして、とにかく楽しく作業させてもらいました。
普段、商品として出されている組み立て前のものを使わせてもらうので
気持ちよく、すとん、すとんとはまっていきます。
それでいて、緩みがあっては組んでいけないので、どの木片もほんとうにぴっちりと嵌っていくんです。
この子(木片のこと。子を組んでいくから「組子」なのだそうです)を正確に切る段階が一番大変なのだそうです。
それはそうですよね。
薄い薄い木片に、角度を付けた細い細い切りこみが入り、
その角度も嵌め込む場所によって異なるのですから。
今回やらせていただいたのは小さなコースターでしたが、
大きな建具となると、少しのズレが大きく響いてきます。
治具も御自分で作られるそうです。
今回のワークショップは、それはもう、おいしいとこ取りで、楽しいはずなのです。

そして何とか出来上がったのがこの麻の葉のコースター。
組子のワークショップ・麻の葉
今回は初心者のワークショップなので組み立てたところで完成となっていますが、
販売されている製品は、組んだ後、微小な段差もなくすためにやすりがけが施されるそうです。
また、使う木の種類を変えて、木そのものの色を利用した美しい柄を生み出したものもありました。
贈り物に選んだのは、桜と欅の木を組み合わせた、桜亀甲の柄。
その桜も、高田のものだそうです。高田といえば日本三大夜桜の地の一つですものね。
白っぽい欅と、茶ピンクの桜が細かく組み合わさって、とても素敵です。
猪俣美術建具店さんは海外でも展示会をされているそうですが、
初めて目にする海外の方は、組み合わさっているものだとは思わず、彫られたものだと思われるそうですよ。

午後は違う柄を教えてくれるというので、お手本を見せていただきました。
胡麻柄だそうです。
わぁ、この柄も素敵、やってみたいーと、思わずお尋ねしたら、まだ午後の部も空きがあるそう。
即、もう一度参加させていただくことは可能ですか?とお尋ねしました。
そんなわけで、午後からまた行ってきます。楽しみだなー。


午後のワークショップは胡麻。
組子のワークショップ・胡麻
左がわたし、右はちび子が挑戦しました。
麻の葉とは力の入れるところが全然違うのが、これまた面白かったです。

他の産地のお店でキットを取り扱っているところを見付けて、
やってみたいなぁと思っていたことがあったのですが、
やはり、教えていただいたほうが、わたしはよかったみたいです。
ちょっとしたコツとか、木のお話とか、いろいろと聞けて、久々に楽しい時間でした。
また機会があったら、是非参加したいです。


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