021234567891011121314151617181920212223242526272829303103

「婦人百科」

手元にある古い本、まだご紹介していないものもあるのですが、
これは探している人もいらっしゃるかな?と思ったので、出してきました。

婦人百科
表紙が光って見えづらいですが、
NHKの「婦人百科」テキスト 昭和43年1月号と2月号です。
「婦人百科」、現在その番組内容を引き継いでいるものは「すてきにハンドメイド」になるのかな?
昔のテキストを見ると、平日は毎日、放送があったことが分かります。
放送内容は、学校の時間割のように曜日によって変わります。
この号では、
月曜日は生け花
火曜日は茶の湯
水曜日は手芸
木曜日は書道
金曜日は洋裁
と、なっています。
1、2、3月号の水曜日、手芸は、
「部屋を飾る手芸」として久家道子先生が教えてくださったようです。
「スエーデン刺繍」の屏風とかのれん、アップリケのピアノカバーなど、かわいらしいものが掲載されています。
そして、この表紙画像の1月号、2月号にはリングワークが掲載されています。
タッチングレースやネット篝の技法を駆使しているのが、さすがです。

かなり古いテキストなので、出回っている数は少ないかもしれないですね。
わたしは、実家で見つけたときに驚喜しました。
母は終活を始めようと、要らない本を処分しています。
わたしも、娘たちが何十年後かに困らぬよう、要・不要を考えておかなくちゃな…。
でも、この古書は要。
「リングワーク」をキーワードにご訪問くださる方が多いので、ご紹介しました。
【 2017/03/22 (Wed) 】 手芸本 わたしのお宝本 | TB(-) | CM(2)

取り戻す、取り返す

この連休、仕事が、ががーっと入りました。
娘たちは大会前で部活動に勤しんでいますので、
家族でどこかに出かけるという予定も入れられないし、
仕事の依頼は断らないことにしているので、どんどん引き受けました。
その代わり、3日とも、夜は家族そろって映画鑑賞しました。
こんな休日も悪くないです。

今、ようやく一息ついています。
仕事をしているときは他のことを考えずに済んだので、有り難かったです。
何より、わたしが必要とされる場所があるというのは、本当に有り難いです。
見込まれたと感じるのと、利用されたと感じるのでは、当然のことながら、全く心持が違います。
時間的には忙しかったけれど、今の気持ちは爽快です。

これからボタン作りです。
わたしを見込んでくださった方からの御依頼、しっかり果たしたいです。
居場所を下さってありがとうと感謝しています。
連休中はどうしても針が持てませんでした。
針箱を開けては、ため息ついてパタンと閉じる状態でした。
自分の楽しみを取り戻すにはまだ時間が要りそうな気がしていますが、
自分以外の方のために、わたしを見込んでくださった期待に応えることで
一つずつ、「やっていいんだ」から「やりたいんだ」という気持ちを取り戻していけるんじゃないかと思っています。
【 2017/03/21 (Tue) 】 日々のこと | TB(-) | CM(0)

わたしの町にも春がきた

久しぶりの好天、この鬱々した気分をリセットしたいな、外に出てみようかな…と思い、
仕事は明日また頑張ることにして、
気ままに自転車を漕いで出かけることにしました。
青い空、柔らかい風、心地よかったです。
青い空

白山神社の梅がきれいだよと夫から聞いたので、まずは白山さまへお参りを。
以前から気になっていた姫守りをいただきました。
一つ一つ手づくりのお守りで、すべてちりめんの柄が異なります。
わたしは赤い菊の柄のお守りを選びました。
白山様の神様は菊理媛大神。ならば、やはり菊の柄でしょう?
菊理媛、「くくりひめ」と読みます。
様々な御縁をくくるということで、縁結び、夫婦円満の神様です。
白山梅園3

白山梅園2

白山梅園

白山梅園5
梅の花って、色も形もかわいいです。

そこから、自転車をぐいぐい漕いで、森へ向かいました。
森
街中にあるので、脇の通りは車がたくさん走っています。
でも、森の中には誰もいなくて、とても静か。
森2

どこかな、もう咲いてるかなと探して歩くと、見つけましたよ。
雪割草2
新潟県の草花、雪割草です。

雪割草4

雪割草5

雪割草8

雪割草10

雪割草12

雪割草11

それから、うれしくなるくらいに明るい黄色、福寿草。
福寿草2

福寿草

30分ほど、のんびりと花を楽しんでから、信濃川沿いを走ります。
信濃川

万代橋

もうすぐ日本海
ここから先は日本海。

信濃川左岸
行儀よく並んでいます。

旧税関旧税関。

旧第四銀行旧第四銀行住吉町支店。

このすぐ近くのお団子屋さん、田中屋本店で休憩することにしました。
田中屋

田中屋3
コーヒーとミニソフト300円。
田中屋2
2階の休憩所はわたしだけ。独り占め。
笹団子
笹団子いっぱい。
娘たちのおやつに買いました。

家に帰る前に、いつものところへ寄り道。
ゆかり
明治屋さんで、ゆず味のゆかりを3本買いました。

2時間半の新潟散歩、
久しぶりに大きく息を吸い込んで、肺が広がったように感じました。
気が滅入っているときって、背中は丸くなるし、ため息ばかりついているし、
息を深く吸うことがなかったんだなって気が付きました。
春はわたしの町にもきていました。
気持ちが少し軽くなりました。



【 2017/03/17 (Fri) 】 おでかけ | TB(-) | CM(2)

やっぱり好きでした

ここ何日分か、ノートに書きためてあるデザインや技法をどうしても試してみたくなって、
午後、針を持ちました。
ただ頭で描くのと、実際に手を動かすのでは、やはり調整が必要で、何度も何度もトライしました。
ようやく形が見えてきました。
かがっては解き、かがっては解き。
でも、楽しかった。
やっぱり好きだな、針を持つこと。
お金儲けをするわけでもなし、
ルールからはみ出しているわけでもなし、
誰に迷惑をかけているわけでもなし、
好きなものを好きなようにやっていいじゃないか。
わたしを忌々しく思っている人がいたとしても、いいや。
飄々と風に吹かれよう。

花のデザインを刺しています。
今、調べたら、奇しくも花言葉は「友情」でした。
心配してメールやコメントを寄せてくださった皆さん、ありがとう。
近いうちに、これまでにない、新しいものをお見せできるように、
鋭意かつのんびり(矛盾してますが)製作しています。
そのうち覗きにきてください。
【 2017/03/16 (Thu) 】 糸ボタン(passementerie buttons) | TB(-) | CM(8)

ずっと消えないモヤモヤ

某伝統工芸職人の方のSNSがちょっと荒れてた。
言葉選びが違えばまた別の反応もあったという意見も、まあ、そうかもしれないけど、
わたしは職人さんに納得同意できる。
こんな感じのことは以前からモヤモヤと思っていた。
ブログにも何度か書いてる。

誰しも、伝統は残すべき、つなぐべきと言いながら、
でも、それを残していくことに自分は関係ないと思ってる。
誰かがやるだろうって。
需要がなければ淘汰されていくのも仕方ないっていうのも、分からなくはない。
昔のお金持ちは、そういう業界や個人を支援する人もいたようだけれど、
今はどの業界も余剰の部分が薄いだろうから、それが難しいし、
一部のお金持ちは海外ブランドや伝統とは違うタイプの高級品にお金を使っているのかな?
金持ちの暮らしは、わたしには分からない(笑)
わたしも、連綿と続いてきたものがなくなるなんて勿体ないとすぐ思ってしまうけど、
(この間の「ゆかり」もそう)
本当に余裕のないド庶民で、そういう技の生きる品には手が出ない。

きっと、その職人さんのもとに、本当に学びたい、熱意ある人が入門するはず。
こういうとき、若いって羨ましいとつくづく思う。
おばさんにはもう先がないんだなって、弟子募集の文字に悲しくなったもん。
だって、基本の技術習得だけでも何年かかる?
その頃には、もう、目が…とか、手が…とか、腰が…とか、ね。
ただ、それを将来や収入に、「職」としてつないでいくのが大変なんだろうなぁ。
頑張れ、夢持つ若人。

わたしのことを話すのは、生業としての手仕事ではないから、比べるべくもないけれど、
もっともっと、まだまだ教えていただきたいから、
お金を払って、先生のもとへ10年も通い続けるんだよね。
お金を払ってでも学びたいんだよ。
別に、将来においてそれが職業や収入につながるわけじゃなくても。
だから、きっと、その職人さんのもとにも熱き入門者はやってくるはずだ。

何年前になるだろう、あるとき、先生がわたしを「弟子」と紹介してくださったことがあった。
あのときから、何を作るとしても、いいかげんなことをしたらいけないぞって思うようになった。
資格授与の形態も、カリキュラムをこなせば出るみたいな資格じゃないから、
確かに弟子なんだなって、こんなぼーっとしたわたしでも、瞬間、気が引き締まったもんだ。
ブログ記事を整理するのに、過去記事を当たったら、もう10年も続けてるって。
もちろん、熱心なときも、そうじゃないときもある。
特にわたしは仕事の遅い、覚えの悪い弟子で、
でも、それが奏功して、いつも新鮮な気持ちで取り組んでる(笑)。

だいぶ落ち着いたとはいえ、昨今のハンドメイドブームも手仕事の業に影響していないとは言えないよね?
誰でも作家になって、販売できちゃう。しかも安い。
職人の手になるものは、確かに物がよいけれど、高額だから、ますます売れなくなる。
昔、子供が小さい頃にお買い物をしたお店の、ある分野の職人さんも嘆いていた。
「売れないんだよ」って。
わたしはその手のものはプロから買うと決めていた。
お金はちょっと頑張っても、本物を子供に着けさせたいと思っていたから。
今、ネットで探ると、次々と、いわゆる作家さんの作品がヒットする。
これでは職人の商品が売れなくなるのも無理はない。
あの職人さん、どうしているだろう。

この前も少し書いたけど、
ちょっとの対価で若しくはタダで、技術や情報を得ることを当たり前と思っている人、案外いるんじゃないか?
わたしが籍を置く教室では、
皆さん先生をリスペクトしている方ばかりで、そんな生徒さんは見たことがないけど、
とあるワークショップに参加したときに、「お金を払っているのよ」という態度の参加者さんを初めて見た。
教えなさいよ的な。
ちょっと手の利く人で、ぱぱぱっと完成させてしまって、
他の参加者に「できた?」かなんか言いながら回る人で、またびっくり。
講師の知り合いでも何でもない、普通の参加者さんだったらしいけど。
腕自慢しに来てたのかもしれないね。道場破り的な(笑)。
感じ悪いなぁ、この人の教室があっても行かないなと、そのときのわたしは思った。
それに、材料の入手先なんて教えるわけがないよね?
聞いてどうするって、
そのときのわたしの想像はちょっと穿ったものだったけど、たぶん、当たってる。

わたしは古い人間なんで、こういう筋の通らないことだけは許せないと思う。
人の振り見て我が振り直せだね。
しかし、まず、今のわたしの場合は、人のことより自分のことだ。
さて、わたしのやる気、どこ行ったかな…
あれ以来、出かけちゃってるみたいで、姿を見ないんだよね…
本業のほうが忙しくて、ちょうどよかったのかもしれない。


【 2017/03/15 (Wed) 】 いろいろハンドメイド | TB(-) | CM(0)
わたしのこと

ちどり

Author:ちどり
バテンレースを修行中の糸ボタン愛好者です。古い手芸書も好物。

ごあいさつ
御訪問ありがとうございます。
「バテンレース完成品」には、図案保護のためにパスワード設定しています。
また、資料・素材についてのお問い合わせ、譲渡依頼につきましては基本的に返信しておりません。
ありがとう、またきてね
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム